ここ数年、哲学や人文科学について易しく解説する書籍が多く出版されています。ポピュラー専門書ともいえるようなジャンルですが、言及されているモノの見方や思考法には、実業でのアイデア発想などにそのままトレースできるものがかなりあります。つまり、役に立たないと思われていたことが役に立つ。センスメイキングを身につけるヒントはそんなところにあるのではないでしょうか。 当セッションでは、経営理論としてのセンスメイキング、さらにマスビアウの書籍『センスメイキング』の読解を通じ、そこで広範囲なジャンルから言及されている人文科学などの発想が、どのような形でマーケティング・コミュニケーションやコンテツ制作につながるのか試行してみます。もちろん、すぐに「正解」が導けるような話ではありませんが、「意味の場」の発見、「意味づけ」のヒントに、少しでも近づけるような情報を集めていきます。
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