「セールスイネーブルメント」はデータを通じて営業組織を強化・改善するための取り組みのことで、近年DXとともに取り組み始めた企業は増えているものの、なかなか継続的に推進できず、途中で頓挫してしまうことも多いようです。個別の部門においては業務効率や成果創出を進めているものの、部分最適的な戦略や施策となってしまいデータやプロセスの断絶が生じ、組織全体の機能不全を引き起こしてしまうこともあります。
これらの問題は企業の規模が大きくなるにつれて、関わる人も増え、部門独自のルールや制約のために一層解決が困難になる傾向があります。
本セッションでは、2020年から富士通の営業組織改革を牽引し昨年8月に出版された「富士通式!営業のデジタルシフト カルチャーを変え、売上の壁を超える方法」の著者でもある友廣啓爾氏と、数々の企業の営業戦略を支援してきた実績を持ち、営業現場の効率化とパフォーマンス向上を実現するための仕組み作りに定評がある株式会社セレブリックスの今井晶也氏をゲストに迎え、組織の壁を乗り越えて売上を高めるためのデータと仕組みづくりについて、戦略から具体的な推進の仕方のヒントをうかがいます。