2024年10月、日本ハムは期間限定で「シャウエッセン 夜味」を発売しました。同商品は、2025年に40周年を迎えたロングセラーブランドのソーセージ「シャウエッセン」シリーズの新商品であり、既存の商品とは棲み分ける形で「夜に食べる」というコンセプトや新たな価値を顧客に提案。若年層ファン獲得を目指しブランドの間口を広げつつ、巧みなSNS戦略やプロモーション施策による話題化に成功しました。さらに、同商品ではこれまで長らく推奨していた「ボイル調理」ではなく、「焼き調理」という“不文律を破る食べ方”を訴求する判断にも踏み切りました。 このような様々な仕掛けや取り組みの結果、販売目標の3倍を超え、期間限定商品でありながら2ヵ月経っても売れ行きのペースが落ちないなど好調を記録しています。 本セッションでは、同商品のブランディングを担当する日本ハム加工事業本部 マーケティング統括部の岡村香里氏が登壇。一連の取り組みを紹介するとともに、既存の商品・ブランドを大切にしながらも新たな切り口で新規顧客を拡大させるブランディング戦略について語っていただきます。
個人情報の取り扱いにご同意の上、送信ボタンを押して下さい。