富士フイルムは、約20年前、当時のコア事業であった写真フィルムの売上がデジタルカメラ、スマートフォンの普及により一気に縮小するという、未曽有の危機にあった。富士フイルムの社員たちは、その危機に果敢に立ち向かい、新たな事業領域を開拓し
大きな成長を成し遂げた。そしてそこには、一貫した富士フイルムの企業カルチャー、パーパスが存在しているという。
現在同社は、日本のみならずグローバルでパーパス経営の下、企業カルチャーの更なる浸透を図ると共に、従業員の成長支援として富士フイルムグループ独自の自己成長支援プログラム「+STORY(プラストーリー)」に取り組んでいる。
本セッションでは、富士フイルム株式会社 取締役 常務執行役員 人事部長 総務部管掌の座間 康氏と、グローバルHR、人材開発で著名なグラマシー エンゲージメント グループ株式会社代表 ブライアン・シャーマン氏が登壇し、富士フイルムグループが取り組むパーパス経営と人材戦略について、具体的な施策を含めて語っていただく。