著者プロフィール
永井 祐介
株式会社 BRILLIANT COMPANY 代表取締役

京都大学工学部卒。 すごい会議®認定コーチとして、これまでに本田技術研究所、味の素、ディスコなどの上場企業や、スマートフォン向けアプリ開発の会社や、ソーラー事業、住宅販売会社、会計事務所などのベンチャー企業でもすごい会議を導入している。

【Day 6】「 目標が変われば社員が変わる!すごい目標を作るヒント」 3行のフォーマットと3つのチェックポイント

昨日のおさらい

5日目の昨日は「組織で目標を立てるメリット」についてでした。すごい会議流「組織で目標を立てるメリット」の定義は、「その目標を作らなければ起こらなかったことの実現可能性が最大化する」でした。今までのやり方では手に入らない目標のため、ひどい真実の問題解決を行い、プロセスチェンジを起こしていくことが組織に変革を起こしていくとお伝えしました。

昨日の課題解決

昨日の課題は、みなさんの会社の目標に変革を起こす、目標に含まれると効果的な下記の3つの要素の中で、2番目の要素は何か?でした。

1) チャレンジング(挑戦しがいのあるもの)
2) ○ク○クするもの
3) ネセサリー(会社にとって、個人にとって必要性のあるもの)

答えは明らかでしたね。「ワクワク」です。

このワクワク、僕たちは、「インスパイア」とも言います。つまりパッと見て、それが達成できたらすごいねと「ワクワクする」目標かどうかです。そんな目標ができたら、いつもより朝早く起きて仕事するかもしれない。いつもと違うチャレンジをやりたくなる。日々これが起きるワクワクする目標を創っていきます。

今日はその内容を掘り下げていきますね。

今日のセミナー

本日のタイトルは、「目標が変われば社員が変わる!すごい目標を作るヒント」3行のフォーマットと3つのチェックポイントです。

今日、この内容をみなさんにお伝えしたい理由は、社員がワクワクする目標が創られると、目標自体がブレイクスルーの源になるからです。その目標をみんなで唱和していたら、チームの結束力が高まった。全ての意思決定の判断が立てた目標になったので、経営判断、意思決定がしやすくなった。というご利益だらけなのです。ですので、目標設定には本当にこだわっており、この内容をみなさんに伝えたいのです。

それでは行ってみましょう!

前回もお伝えしましたが、「今やれることをやり続けている会社は将来どうなるでしょうか?」社長に聞くと、多くの方が、「今やれることをやり続けていると、競合との競争に負ける」「今やれることをやり続けていると、会社が衰退する」という答えが返ってきます。

「では、今後成長していく企業はどのような企業でしょうか?」と聞くと、「チャレンジし続ける企業」という答えが返ってきます。そうです。これは経営者に聞けば、当たり前なのです。ですが、これを実践するのはなかなか難しい。そうは言ってもどんな目標を立てたらいいのか?は結構難しいのです。

そこで、我々はすごい会議で目標を作る際に、3つの要素をお伝えします。戦略的目標を作る上でこの3つの要素があるとその効果が最大化されます。その3つの要素とは、

  1. チャレンジング
  2. インスパイア
  3. ネセサリー(必要性のある)

1つ目、チャレンジングなものであること。今の自分たちでは達成不可能に見える目標こそご利益があります。一見不可能に見えるくらいがちょうどいいです。ただし高すぎると無謀で本気で目指せません。自分たちにとってちょうどいいさじ加減ががあるはずです。そこを僕らは一緒に見つけていきます。

2つ目、自分たちにとってインスパイア(心が鼓舞される、ワクワクする)なものであること。それを実現したらすごく価値があるもの。ある会社は戦略目標を作って唱和したとき、意思決定者が感激して泣いてしまったことがあります。そのくらい思い入れがあり、心が鼓舞される目標ができ、合意されたら勝負あったも同然です(笑)

3つ目、ネセサリー(必要性)が満たされているとは、会社という組織で作る目標なので、会社としての必要性が満たされていないと、経営陣、上司はバックアップしてくれません。逆に会社が目指している方向とマッチしていて、チャレンジングかつインスパイアなものであれば、経営陣もその実現を全面的に支援してくれるでしょう。

御社の目標にこの3つの要素が入っていれば、鬼に金棒。ぜひ、この要素を取り入れてみることをオススメします!

では具体的にどのような形で目標を表すか?
この3行で表現します。(フォーマットです)

  • 1行目:○○年○月○日までに
  • 2行目:私たちは、○○○○を達成することにより、
  • 3行目:○○○○る。

1行目:日付

2行目:HOWでなくWHATを入れる。
会社全体なら全社の経営指標(売り上げ、利益など)

3行目:2行目を達成する意味。2行目を達成しているときの成功イメージ

世の中にこんな価値を提供している。会社がこんな会社になっているという内容です。この内容に、先ほどの3要素をまぶせば、最強の目標が手に入ります。パッとこの目標をみたときに、「おおーこれ達成したらワクワクするね!」「これやれたらすごいじゃん!」という声が上がったら、最高です。

ぜひ、御社でも先ほどの3要素(チャレンジング、インスパイア、ネセサリー)と3行のフォーマットで戦略的目標を立ててみることをオススメします!

本日は以上です。

明日は、意思決定についてです。この目標で行く!これも意思決定です。目標を立てた後の問題解決で、どの問題を解決するか?これも意思決定です。みなさんも、日々様々な意思決定をされていると思います。

ビジネスの質は意思決定の質とも言えます。すごい意思決定が起きれば、すごい成果が起こる可能性も最大化されるでしょう。

そこで明日は、社長が「俺以外だれも意思決定できないのかよ!」という意思決定に関する嘆きを解決する世界一の方法をお伝えします!お楽しみに!

では、明日のセミナーの前に意思決定に関して、本日の課題です。

 

今日の課題

意思決定後に高い成果が起こせるチームと全く起きないチーム、決定的な違いが一つあります。それは何でしょうか?高い成果を生むチームは、意思決定後、その意思決定を○○○○する行動を起こせるチームです。ここにひらがなで4文字を入れてください。

これが課題です。参考で書きますが、一方で成果を出せないチームは、「意思決定後、その意思決定にブリブリ文句を言うチームです。」ご参考まで。

編集後記

以前にも紹介した、飲食事業運営の株式会社ファイブグループの坂本社長はインタビューでこう答えくれています。

「すごい会議を昨年9月に導入し、『2014年4月30日までに売上38億円、既存店昨年比100%越えを目指す』という目標を立てたのですが、今年4月の時点で50店舗近くある全店舗で100越えを達成しました。お恥ずかしい話しですが、導入前は前年比越えする店が全店の2割ほどだったのです。時代の流れとして飲食業は不況の最たる業種で、その真っ只中にいて解決する見込みもない市場だと言われているんです。

競争も激化していますので、仕方ないかなと僕自身も諦めていた部分でもありました。全店100%越えするということは、ちょっと大げさに1万パーセント無理だろうと思い込んでいたのは事実です。でも、そこをみんなの力で達成してくれて。反省しましたね。このことは僕の中での大きな成功体験になっていくと思います。」

社長が一万パーセント無理と思っていた目標が達成される、そのくらい、この目標には実現可能性が最大化されるのです。

また、ある会社の意思決定社は、戦略的目標が合意され、全員で唱和したあと涙を浮かべていたので、僕は「どうされました?」と聞きました。その意思決定者は、「この目標が達成されたら、みんなの今までの苦労が全部報われるね。それを思うと泣けてきてしまって」と言っていました。それを見たメンバーも泣き出していました。

そのような目標ができたら、チームは一丸となりさらに強くなります。そのチームはかなりチャレンジングな利益率アップの数字を3ヶ月で達成していました。現実に変革は起こせるのです。

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