日本企業の少し未来の働き方

森下仁丹株式会社 代表取締役社長 駒村純一

『新規事業開発に挑み続ける創業125年目の企業』
『デジタル・トランスフォーメーションの潮流』柿崎 充(Sansan株式会社)

イノベーションを起こす組織づくり

日本企業は深刻な人手不足に直面しています。また、デジタル革命の波が国境を越えて押し寄せています。
このようなマクロ環境に対応すべく、あらゆる企業がデジタルテクノロジーを用いて業務プロセスを改善したり、ビジネスモデルそのものを転換するデジタル・トランスフォーメーションに取り組んでいます。

デジタル革命の時代に、組織のリーダーに求められる要件とは何でしょうか。 グローバル展開するデジタル企業が価値創造プロセスを速める状況において、イノベーションを生み出す組織マネジメントとはどのようなものでしょうか。

歴史のある大手企業がイノベーションを創出するには、旧態依然とした風土など、ベンチャー企業がイノベーションを起こするのとは異なる大きな壁が立ちはだかります。
業務プロセスを改善したり、ビジネスモデルを変革したとしたしても、チャレンジを歓迎する、失敗に対して寛容である、新しいアイディアを否定しない、といった組織風土にしなければ本質的な改革に至ることは難しいでしょう。

一方で、変化が激しいデジタル革命の時代は、変わらない本質に目が向きにくくなります。例えば、「社会貢献」はあらゆる企業が成功するための普遍的な法則であるはずですが、目先の利益や体裁のためにないがしろにされて不祥事が後を絶ちません。

今回は日本企業のリーダーに向けて、社内の大きな反発を受けながらも倒産寸前の同社を回復させた森下仁丹株式会社の駒村純一社長をお迎えし、倒産危機を乗り越えた改革の取組みや、第四新卒の事例も含めたイノベーションを起こす組織づくりについてお話いただきます。

*この会で重視しているのは、講演だけを聞いて勉強して終わるのではなく、イノベーションに取り組むリーダー同士の情報交換です。講演だけの聴講はお断りします。

52歳で、大手商社から創業110年の森下仁丹に転職。赤字30億円の倒産危機を
わずか3年で黒字回復させた剛腕社長が今、語る。

講演者の紹介

駒村 純一

森下仁丹株式会社
代表取締役社長

1973年慶応義塾大学工学部応用化学科卒業。三菱商事株式会社に入社し、化学品、ファイン・スペシャリティーケミカル担当となる。1997年より同社イタリア事業投資先社長に就任。2003年森下仁丹株式会社入社(執行役員)。2004年常務執行役員経営企画室長。2005年専務取締役。2006年代表取締役社長に就任し、現在に至る。

赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術

『赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術』
著者 駒村 純一

52歳で、大手商社から創業110年の森下仁丹に転職。 赤字30億円の倒産危機に瀕していた老舗企業をわずか3年で黒字回復させた剛腕社長が今、語る【オッサン活用】【イノベーション】【意識変革】【組織改革術】!

柿崎 充

Sansan株式会社
デジタル戦略統括室 室長/
一般社団法人CDO Club Japan
事務局マネージャー

慶應義塾大学在学中の2000年に共同創業メンバーとして起業に参画、その後2003年に自ら経営者として企業し中国瀋陽にも進出。2006年外資系コンサルティングファームのプライスウォーターハウスクーパース(旧ベリングポイント)入社。 グローバル経営戦略やグループ経営管理態勢の調査・立案、金融機関のシステム・セキュリティ監査、内部統制強化支援、IR・統合報告支援などに幅広く従事。 2013年よりSansanに入社し、2016年6月より現職。 2018年より一般社団法人CDO Club Japanにも参画し、日本およびグルーバルでデジタルトランスフォーメーションに関する調査・支援に取り組んでいる。

開催概要

皆様のご参加を心よりお待ちしております

日 時2018年11月13日(火)
タイムテーブル 受 付 15:10-
挨 拶 15:50-16:00
講 演 16:00-18:00
シェアタイム 18:00-19:00

※シェアタイムは、コンラッド大阪の豪華ブッフェと飲料をご用意しております(無料)
会 場大阪府大阪市北区中之島3-2-4
コンラッド大阪 38階 BallRoom
対 象従業員50名以上の企業様
※講演内容が中小・大手企業の各事業部門の管理職の方向けになります。
定 員200名(抽選制)
受講料無料
イベント運営主催:Sansan株式会社(メディア協力:ビズスタ)
注意事項 ※座席は、先着順を予定しております。
※プログラムの内容・講演者等は、都合により予告なく変更する場合がございます。
※応募多数の場合、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。
※競合他社/同業社のお申込み等、主催社様の判断によりお断りする場合がございます。
※シェアタイムは、講演の延長セッションです。シェアタイムのみの参加は出来ません。
※不参加の場合、当日お渡しする配布資料をお送りすることは致しません。
お問い合わせ先ビズスタイベント企画事務局
info@biz-study.com

アクセス

最寄り駅からのアクセス
  • 地下鉄四つ橋線「肥後橋駅」4番出口、京阪中之島線「渡辺橋駅」12番出口 直結
  • 地下鉄御堂筋線・京阪本線淀屋橋駅7番出口より徒歩6分
  • JR大阪駅より車で約5分

講演内容

『新規事業開発に挑み続ける創業125年目の企業』
~斬新な取り組みにこそ前のめり~森下仁丹の歴史と今後の目指す姿
森下仁丹株式会社 代表取締役社長 駒村 純一 氏

~かつて栄華を誇ったブランドの存在が会社の前進を止めている~
2003年に商社から入社した当時の森下仁丹は30億円もの赤字を計上する事態に追い込まれていました。その背景には長い歴史の中で社内に根付いた“老舗体質”、お客様に商品を買っていただけるよう努力する当たり前の考え方の欠如にありました。ただ森下仁丹には独自に開発した“シームレスカプセル”の技術があり、“地道にやればできる”を信条にヘルスケア事業・カプセル受託事業の2本柱で劇的な復活を遂げることができました。当講演では、会社をいい方向にもっていくために取り組んだ社内意識改革(どんな意見でも発言させる・新しいものを生み出す機運)や、昨年よりスタートした「第四新卒採用」(性別・年齢を問わず、社会人としての経験を十分積んだ後も仕事に対する情熱を失わず、次のキャリアにチャレンジする人材の採用)など、森下仁丹の次代に向けた成長のあり方についてお話しします。

『デジタル・トランスフォーメーションの潮流』
Sansan株式会社 デジタル戦略統括室 室長/一般社団法人CDO Club Japan 事務局マネージャー 柿崎 充

AI、IoT、ブロックチェーンといったデジタル技術を活用することが当り前の時代を迎えている。デジタル技術の活用は、単なるITツールの導入に留まらない。デジタル技術により、産業構造、労働市場、組織体制の未来は過去の延長線上にない。一方、個人に目を向けると、これから誰もが経験する長寿化は多くの可能性と時間をもたらす。3ステージ(教育→仕事→引退)の前提が崩れて、マルチステージの人生を生きる時代ともいわれている。 日本企業は、働き方改革が最優先課題と言われており、多くの企業が働き方改革はじめ生産性向上に取り組んでいる。ただ、生産性を向上した先に何があるのか不透明で、個人としては違和感を覚えながら取り組んでいる人が多いように見受けられる。デジタル革命により待ったなしのパラダイムシフト、そしてデジタル革命に対応するために個人と組織を変革し続けるリーダー像を明らかにする。

※ 当イベントの応募は、締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

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