石田直美

内閣府 成果連動型事業推進室参事官

1997年3月に東京工業大学大学院修了、同年4月に株式会社日本総合研究所に入社。主にPPP/PFIを担当。上下水道や環境分野での導入可能性調査や事業者選定支援、海外調査等を実施。インフラ輸出やスマートシティ分野でも多くの実績を有する。2016年に経済産業省事業の一環として、ヘルスケア分野でのSIB/PFSに関与、地方公共団体のPFS導入支援や、ノウハウ集作成などを担当。2019年7月1日より現職。

日本財団ソーシャルイノベーションフォーラム

2019/11/29 〜 2019/12/01
  • 国内講演者
  • 国・地方公共団体
  • ディスカッション
  • 管理職

石田直美

内閣府 成果連動型事業推進室参事官

行政 × イノベーション 行政分野におけるソーシャルビジネスの参入の可能性

従来、行政が担っていた領域でも、成果連動型のPFSやSIBといった新たな仕組みを通じ、ソーシャルベンチャーの活躍の場が広がっています。SIBは、従来の行政主導の手法だけでは解決が難しい社会課題について、民間のイノベーションを通じサービスを提供します。さらには、社会的インパクト評価を通じ成果を可視化することで、成果を出せる事業者に公共サービスを任せていくことができます。そのため、成果志向の民間資金を呼び込み、ベンチャーが参加しやすくなり、中長期的には行政コスト削減にも繋がります。普及しつつあるSIBについて、政策立案者、中間支援組織、事業者それぞれの視点から、その可能性と課題を考えます。