「Disrupt or be Disrupted」
「自らを革新せよ、さもなくば破壊される」
今、世界では「グローバル化」と「デジタル化」の二つの大きな変化が同時に進んでいます。グローバル化とデジタル化の進展は、国境はもちろん、市場、業界、組織の枠をあいまいにし、これまでに考えられないような競争環境が生まれました。
グローバル化は、国境を越えたビジネスの展開にとどまらず、組織のカルチャーの変革を迫る大きな変化です。デジタル化は、ソーシャルネットワークやシェアリングエコノミー、ビッグデータなどものすごいスピードで起きるデジタルテクノロジーの発展と普及を受けて、ビジネスモデルだけでなく、これまでの組織の態勢や経済システムの見直しを迫ります。
このような変化が大きい時代は、リーダーは自社の既存のビジネスを自ら破壊し、顧客や社会に大きな価値を提供することが求められます。
今回は、組織改革に取り組むリーダーの方を対象に、デジタル&グローバル時代における世界の中の日本、未来に向けてリーダーがこれから進むべき道についてお話します。
そして、リーダーの方同士で熱く議論します。 グローバル&デジタルの変化をチャンスととらえて実際に行動するリーダーの在り方、考え方に触れてすぐに実践したい方は、是非お越しください。
1975年東京大学工学部卒業後、日商岩井入社(現双日)。81年、米カーネギーメロン大学MBA取得。86年日本GE入社。97年米GEカンパニー・オフィサー、2001年アジア人初のシニア・バイス・プレジデント就任。08年日本GE会長兼社長兼CEO兼任。11年から16年まで株式会社LIXILグループ取締役代表執行役社長兼CEO。2016年6月より相談役。 その他、武田薬品工業社外取締役、ボストン・サイエンティフィックコーポレーション社外取締役、CVCキャピタルパートナーズ 日本法人最高顧問、Genpact Limited最高顧問、カーネギーメロン大学ボードオブトラスティー、Oracle Japan KK Chairman (8月就任予定)。
著者 藤森 義明『日本企業は変われるか』
変革を続ける世界的エクセレントカンパニーのゼネラル・エレクトリックから、日本の典型的な大企業LIXILグループへ。2011年、藤森義明氏の転身は大きな話題となった。あれから5年、藤森氏はLIXILの変革をどこまで進めることができたか。グローバル化への道筋はつけたものの、中国のM&Aでの損失も甚大だった。その一方でLIXIL変革への挑戦は、変われない日本企業にとって大きな教訓となるであろう。社長退任直前の藤森氏に、5年を振り返り日本企業が変革するために必要なことを聞く。
1980年東京大学工学部土木工学科卒業、ノースウェスタン大学大学院修士課程・博士課程修了、1996年より東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻教授。専門は社会技術論、イノベーション教育論。2009年よりイノベーション教育プログラム、i.schoolをエグゼクティブ・ディレクターとして運営し、新しい製品、サービス、ビジネスモデル、社会システム等のアイディアを生み出すことのできる人材を育成。社会技術の研究に基づき東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会(政府事故調)社会システム等検証チーム長を務める。2016年に一般社団法人日本社会イノベーションセンター(JapanSocial Innovation Center, JSIC)を設立。政府、企業とi.schoolの学生・修了生が協働して社会イノベーションを推進する活動を通じて、実践的な教育機会を提供することを目指している。2018年に東京大学を退職。著書「問題解決のための『社会技術』」、「社会技術論:問題解決のデザイン」など。
大手コンサルティング会社を経て、PwC入社。戦略立案、グループ経営管理、ワークスタイル改革などの企業変革を専門とし、プロジェクト経験多数。現在は、イノベーションの創出・活性化を支援する専門組織「グローバルイノベーションファクトリー」をリードし、戦略立案からオペレーションモデル策定まで企業におけるイノベーションプラットフォームの構築を行う。世界各国のスタートアップ、大学、研究所、NPOとも連携し、企業のみならず地域活性化のイノベーション創出を、戦略策定から実行まで支援。PwC Japanにおいても従来のコンサルティングサービスとは異なる新規ビジネスの立ち上げを推進している。また、PwC電力・ガスシステム改革支援室副室長として、日本における電力・ガス自由化に対応する戦略からIT導入までを支援する。2011年の東日本大震災以後は、PwC東北イノベーション推進室を設立。被災地において復興計画立案、新産業政策、新コミュニティ作り、被災地企業の新ビジネスモデル開発などを被災自治体や非営利団体と共同で行っている。近著「シェアリングエコノミーまるわかり」日経文庫連載寄稿中日経産業新聞「Smart Times」
1975年東京大学法学部卒業、同年日本銀行入行。考査<現金融機構>局次長、同考査役、横浜支店長、考査局考査<現総務および考査企画>課長、名古屋支店営業課長、ロンドン駐在参事付等を歴任。 2003年より中央青山監査法人にて、金融部ディレクター、レギュラトリーアドバイザリーグループ統轄。 2006年より、あらた監査法人にてリスクレギュラトリーアドバイザリー部長、あらた基礎研究所長。2014年6月より、滋賀銀行社外監査役。2014年7月よりジャパンビジネスアシュアランスグループ顧問。2015年7月より、モルガンスタンレーMUFG証券顧問として就任。
皆様のご参加を心よりお待ちしております
日 時 | 2018年6月13日(水) |
---|---|
タイムテーブル |
受 付 14:40- 挨 拶 15:20-15:30 パネルディスカッション 15:30-16:30 休 憩 16:30-16:40 講 演 16:40-17:40 ※シェアタイム 17:40-18:40 ※シェアタイムは、ANAインターコンチネンタルホテル東京の豪華ブッフェと飲料をご用意しております(無料) |
会 場 | 東京都港区赤坂1-12-33 ANAインターコンチネンタルホテル東京 プロミネンス |
対 象 | 従業員200名以上の企業様 ※講演内容が中堅・大手企業の各事業部門の管理職の方向けになります。 |
定 員 | 300名(抽選制) |
受講料 | 無料 |
イベント運営 | 主催:Sansan株式会社(メディア協力:ビズスタ) |
注意事項 | ※座席は、先着順を予定しております。 ※プログラムの内容・講演者等は、都合により予告なく変更する場合がございます。 ※応募多数の場合、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。 ※競合他社/同業社のお申込み等、主催社様の判断によりお断りする場合がございます。 ※シェアタイムは、講演の延長セッションです。シェアタイムのみの参加は出来ません。 ※不参加の場合、当日お渡しする配布資料をお送りすることは致しません。 |
お問い合わせ先 | ビズスタイベント企画事務局 info@biz-study.com |
140年を超える歴史を誇り、世界有数のグローバル企業であるGEの経営者はいずれも「変革を起こすこと」「人を育てること」に重きを置いてビジネスを行っています。私は元々日本の商社でビジネスマンとしてのスキルを磨いていましたが、米国へMBA留学をしたことをきっかけに、「変わってみよう」「自分を変えてみよう」と思い、さらには米国本社で勝負する機会もあるとのことでGEに転職しました。35歳から50歳くらいまでの間にどんな経験をしたか、どういうボスに出会ったかによって、自己の変革・経営論・リーダーシップ論などに対する考えが醸成されます。私はジャック・ウェルチという素晴らしい経営者と時間を共にすることによって経営論・リーダーシップ論の面で大きな影響を受け、その後の自分自身の挑戦として、持っている理論がどこまで通用するのか、LIXILグループで試みてきました。今回は、グローバル標準にみる経営組織の構築と経営人材育成のポイント、イノベーションを起こすために求められるリーダーの役割、リーダーは自社の戦略・ビジョンを組織全体にどのようにして伝えるべきか、などの事項に焦点を当て、お話して参りたいと思います。
※ 当イベントの応募は、締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。