医療分野や健康分野におけるデジタル化は、機微な情報を扱う世界だけに慎重な対応が求められ長い年月をかけ進んできました。その結果現在では多くのデータが蓄積され、活用される時代となってきました。活用の1つである個人への還元については、今までのように均一化されたコメントやアドバイスではなく、個々人にあった内容を提供することができるようになってきました。また医療や健康サービスを提供する人や組織に対しては、既にデジタル化されているデータを活用したTele-ICUのような取り組みや、今までデジタル化されていなかったものをデジタル化し見える化することにより付加価値を提供する取り組みを進めてきました。本講演では、バイタルデータやトレーサビリティデータの活用ならびに、AIを用いた画像診断などNTTデータの先進的な取り組みについてもご紹介します。