AIによるリアルタイム自動字幕の表示とハイコネを利用したローカル局への展開について。
総務省は字幕放送等の普及目標を定めた「放送分野における情報アクセシビリティに関する指針」を策定し、放送事業者による取り組みを促しています。その中の取組の一つになる音声認識技術を活用し自動で生成した字幕を表示する実証実験については、平成30年度、令和元年度ともにヤマハ株式会社が受託しマルチスクリーン研究会を通して弊社もセカンドスクリーンでの実証実験に参加してきました。本年度は
・セカンドスクリーンでの実証実験で課題となった目線移動による視認性の改善
・ローカル局の字幕率の課題における改善
を目的とし、ヤマハ株式会社が開発している、AIによるリアルタイム自動字幕システムを利用したハイブリッドキャストでのテレビ画面への字幕表示を行いました。
このセクションでは今回の取り組みについてご説明致します。