2023年10月より、「適格請求書等保存方式」(いわゆるインボイス制度)が導入されます。インボイス制度は、法令改正であると同時に、事業者の業務のデジタル化によって圧倒的な業務効率化を実現する大きな機会です。電子インボイス推進協議会(EIPA)では、中小・小規模事業者から大企業に至るまで幅広い事業者が、容易に、かつ、低コストで利用できる電子インボイスの仕組みの確立に向けて活動を行っており、欧州を中心に既に30か国以上で利用されている、「文書仕様」「ネットワーク」「運用ルール」等に関する包括的な国際標準規格である「Peppol」をベースとした日本標準仕様の策定を進めています。日本における電子インボイスの確立に向けた取組みについてお話しします。
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