子どもの貧困問題をはじめ、子どもをとりまく喫緊の諸課題について、その対策の必要性が叫ばれるようになって久しい。子どもたちはどのようにすれば学力、豊かな人間性、生活習慣など、実社会を主体的に生きていくために必要な力が養われるのか。人にしても金にしても時間にしても、世の中の資源(リソース)は限られている。厳しい現実の中で、それでも未来への投資として子どもたちへのより良い支援について検討していかなければならない。実際に子どもの諸課題に立ち向かう現場、行政関係者、研究者らがエビデンスに基づく子ども施策の最新事例、可能性について議論する。
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