新興国や中国で起こる、デジタルを駆使した社会インフラのアップデートとは異なり、アメリカで起きていることはもっとカルチャーとしての変化を含んでいます。D2Cのように各々の世界観や生き方を支えるような個別ブランドが隆盛し、サステナビリティや人権におけるスタンスを企業や個人が示すことの重要性が高まっており、その中でe-sportsを含むファンコミュニティ、メタバース、NFTを含むブロックチェーンなどのデジタルトレンドが絡み合いながら発展・変化しています。ある意味で、その文脈から切り離された日本人やその他の外国の人々から見ると、理解しにくいハイコンテクストな環境になっているとも言えます。 デジタル×カルチャーの最先端にいる人々は、今の世界の潮流をどのように見ており、彼らから見たときに、私たちがユニークだと信じている日本のカルチャーはどのように映っているのでしょうか。 このテーマで登壇いただくのは、今やグローバルで当たり前になった「ゲーム実況」という市場を最初に築き上げた、ゲームを中心カテゴリとしたアメリカトップのライブ配信プラットフォームであるTwitchの共同創業者で元COOであるKevin Lin(ケヴィン リン)さん。そして、アバターテクノロジーとデジタルグッズを展開するアメリカのリーディングカンパニーで、様々なインフルエンサーを巻き込みながら新たなアバターワールドを展開しているスタートアップ企業、Genies Inc.の創業者であるAkash Nigam(アカッシュ ニガム)さん。このお二人の持つハイコンテクストかつ先端的な思想を紐解くのは、ハローキティやラインフレンズをグローバルに広め、LINEやYoutuberプラットフォーマーのUUUMなど、様々な企業で顧問や社外取締役を行ないながら、現在はシリコンバレーのパロアルトに住む、鳩山玲人さんです。 アメリカ、ひいては世界の最先端にいる方々の視点から、生活やビジネスにおいて、カルチャーやエンタメの重要度がどんどんと高まる中で見えてくる社会の変化や兆し、それにおける日本の立ち位置を紐解いていきます。
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