新型コロナウイルスの感染拡大により、あらゆる分野で「非接触・非対面」のサービスが注目を集めている。処方箋医薬品の受け渡しにおいても、電話等での服薬指導後の配送やロッカーなどのサービスを導入する薬局が見られるようになってきた。こうした中、新たな受け渡しの手段として、ドローンが期待されている。2021年の航空法改正で、2022年にも有人地帯での目視外飛行(レベル4)が可能となり、市街地での配送が現実のものとなりそうだ。法改正が持つ意味と医薬品配送の実証実験の動向を踏まえ、ドローンの今後の可能性について考える。
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