半世紀以上にわたりコンピュータは発展し、あたらしい価値を社会に与えてきた。量子コンピュータは従来のコンピュータとは異なる原理で動き、コンピューティングの可能性をさらに広げると期待されている。近年、自動車産業においても、活用方法を模索する動きが始まった。サービスなどのリアルタイム処理と、シミュレーションなどのバッチ処理があるが、本講演では、モノ作りの上流工程である製品の設計を例として、デンソーが考える量子コンピューティングによるイノベーションの加速について紹介する。
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