世界の一流レストランが集まるニューヨークで、絶大な人気を誇る「イチゴ」がある。一箱3000円と超高額ながら、ミシュランの一流シェフ陣を虜にするほか、アマゾン傘下のホールフーズも取り扱いを始め、大手メディアがこぞって取り上げる。実は、この「Oishii Berry」は、日本が生んだ「植物工場」と呼ばれるテクノロジーの結実でもあり、創業者の古賀大貴CEOは今秋、アップルやグーグル、アマゾンのCEOと並んで、全米最高峰のカンファレンス「CODE2022」に講演者として招待された(日本人では孫正義氏以来)。彼の目線の先にあるのは、このテクノロジーで、砂漠でも寒冷地でもあらゆる農産物が生産できる未来。そのイノベーションの真贋を、『2040』の著者である成毛眞氏が問いにかかる。
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