日本企業の少し未来の働き方
ブラザー工業株式会社 代表取締役会長 小池 利和
『変革に挑戦し続ける企業とは~リーダーに求められる姿勢と行動~』
『変革に挑戦し続ける企業とは~リーダーに求められる姿勢と行動~』
『デジタル・トランスフォーメーションの潮流』柿崎 充(Sansan株式会社)
あなたが戦っている相手は誰でしょうか?同業他社でしょうか?
グローバル展開している企業であれば海外企業、アナログ企業であればデジタル企業と戦っているかもしれません。
ただ、もしあなたの会社が苦境に立たされているのであれば、戦っている相手は決して同業他社ではない可能性があります。原点にもどり、顧客満足を第一に自社のミッション・ビジョン・バリュー、そして存在価値を考え抜く、これはリーダー自身の戦いです。
また、グローバル展開とデジタルトランスフォーメーションが当たり前の時代に入り、単純に同業他社と戦う発想ではなく、顧客や取引先に加えて同業他社とも積極的に力を合わせる発想が求められます。マーケット、テクノロジー、地域特性などが幅広く複雑に関連するグローバル展開において、マネジメントや現地担当者には、スピーディーで質の高い意思決定を行う能力が必須になります。
多くの企業が苦境に立たされるデフレ環境の中、なぜブラザー工業は事業の大転換に成功しグローバルで成長を続けられるのか。老舗ミシンメーカーから多角化をすすめ、情報通信機器や通信カラオケなどを手掛ける複合事業企業へ、また同社を真のグローバル企業へ成長させたのが小池利和会長です。今回は、小池利和会長にグローバルで進化を続ける企業経営についてお話いただきます。そして、リーダーの方同士で熱く議論します。
*この会で重視しているのは、講演だけを聞いて勉強して終わるのではなく、イノベーションに取り組むリーダー同士の情報交換です。
講演だけの聴講はお断りします。
1955年、愛知県生まれ。79年、早稲田大学政治経済学部卒業、ブラザー工業株式会社入社。81年、アメリカに渡り、プリンターの販売に注力。2000年、44歳で現地法人の社長に就任し、米州ビジネスの拡大に成功。05年、23年半の米国勤務から帰国。07年、ブラザー工業代表取締役社長、18年、代表取締役会長に就任、現在に至る。
著者 高井 尚之
『「解」は己の中にあり「ブラザー小池利和」の経営哲学60』
脱・「選択と集中」、「製造」より「創造」――ブラザー工業は、「人情」と「愚直」を信条とする小池を社長に抜擢。ニュー・リーダーの鮮やかな手綱さばきで、グローバル企業として着実な成長を続ける。ミシンメーカーから多角化、IT化、ネットワーク化と、業態を時代環境に合わせて進化させ、経営のスマートさと社員の「働きやすさ」を両立する小池利和社長(現会長)の経営哲学を解析する。
慶應義塾大学在学中の2000年に共同創業メンバーとして起業に参画、その後2003年に自ら経営者として起業し中国瀋陽にも進出。2006年外資系コンサルティングファームのプライスウォーターハウスクーパース(旧ベリングポイント)入社。グローバル経営戦略やグループ経営管理態勢の調査・立案、金融機関のシステム・セキュリティ監査、内部統制強化支援、IR・統合報告支援などに幅広く従事。2013年よりSansanに入社し、2016年6月より現職。2018年より一般社団法人CDO Club Japanにも参画し、日本およびグルーバルでデジタルトランスフォーメーションに関する調査・支援に取り組んでいる。
皆様のご参加を心よりお待ちしております
日 時 | 2018年10月22日(月) |
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タイムテーブル |
受 付 15:20- 挨 拶 16:15-16:30 講 演 16:30-18:40 シェアタイム 18:40-19:40 ※シェアタイムは、ヒルトン名古屋の豪華ブッフェと飲料をご用意しております(無料) |
会 場 | 愛知県名古屋市中区栄1-3-3 ヒルトン名古屋 28F One O Five |
対 象 | 従業員10名以上の企業様 ※講演内容が中小・大手企業の各事業部門の管理職の方向けになります。 |
定 員 | 250名(抽選制) |
受講料 | 無料 |
イベント運営 | 主催:Sansan株式会社(メディア協力:ビズスタ) |
注意事項 | ※座席は、先着順を予定しております。 ※プログラムの内容・講演者等は、都合により予告なく変更する場合がございます。 ※応募多数の場合、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。 ※競合他社/同業社のお申込み等、主催社様の判断によりお断りする場合がございます。 ※シェアタイムは、講演の延長セッションのためシェアタイムのみの参加は出来ません。 ※不参加の場合、当日お渡しする配布資料をお送りすることは致しません。 |
お問い合わせ先 | ビズスタイベント企画事務局 info@biz-study.com |
ブラザー工業は、1908年、ミシン修理業として創業。現在は、プリンターや複合機などの情報通信機器を中心に、ミシンや工作機械、通信カラオケ、工業用部品、産業用プリンティング機器など幅広い事業を手掛け、海外売上比率が80%を占めるなど、グローバルに事業を展開している。今後も、さらなる事業の多角化を推し進める同社の戦略に迫る。小池氏は、同社の「ミシン」から「プリンター」への転換期の1979年に入社。入社3年目の1981年、アメリカでのプリンタービジネスの推進役として渡米し、23年半の米国駐在を経験する。小池氏のアメリカでの実体験を元に、失敗を恐れず挑戦する姿勢や、従業員とのコミュニケーションを重視し、「変革に挑戦」し続ける風土を作る経営哲学をひもとく。
AI、IoT、ブロックチェーンといったデジタル技術を活用することが当り前の時代を迎えている。デジタル技術の活用は、単なるITツールの導入に留まらない。デジタル技術により、産業構造、労働市場、組織体制の未来は過去の延長線上にない。一方、個人に目を向けると、これから誰もが経験する長寿化は多くの可能性と時間をもたらす。3ステージ(教育→仕事→引退)の前提が崩れて、マルチステージの人生を生きる時代ともいわれている。日本企業は、働き方改革が最優先課題と言われており、多くの企業が働き方改革はじめ生産性向上に取り組んでいる。ただ、生産性を向上した先に何があるのか不透明で、個人としては違和感を覚えながら取り組んでいる人が多いように見受けられる。デジタル革命により待ったなしのパラダイムシフト、そしてデジタル革命に対応するために個人と組織を変革し続けるリーダー像を明らかにする。
※ 当イベントの応募は、締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。