自動車部品メーカーである上松電子は、品質向上を目指し、現場の「教育カイゼン」に積極的に取り組んでいます。 その中心的な施策として、作業手順を分かりやすく解説する動画マニュアルを現場に導入しました。
単なる動画マニュアル導入に留まらず、上松電子は効果検証にも注力しました。動画マニュアルによる教育を受けたグループと、従来通りの教育を受けたグループに分け、品質不良の数を比較する実験を実施。その結果、動画マニュアル教育を受けたグループは、品質不良の発生率が大幅に減少にしていることが分かりました。 この結果から、動画マニュアル教育は、作業手順の理解促進、標準化、作業ミス防止に効果的であるとの結論に至り、動画マニュアルの運用を別部門やグループ会社にも広げています。
本セミナーでは、この動画マニュアル導入による教育カイゼンを主導したキーマンである、製造部の福海様と永井様をゲストにお迎えします。
お二人に、動画マニュアル導入の背景、品質不良発生率減少の実験内容や進め方、そしてそこから得られた知見、今後の展望について詳しく伺います。