東京は、住宅と都市機能とが高度に集積する大都市であり、その安全を確保するために着実なインフラ整備を行い、災害に強い都市へと進化してきました。今後予測されている、気候変動による災害の激甚化に対し、より一層の対策強化が求められる中、自然災害に対して100年先も安心できる東京を目指し、強靭で持続可能な都市を実現する「TOKYO強靭化プロジェクト」を策定し、高度な土地利用が進んでいる中でのインフラ整備や、デジタル技術の活用など、先導的・特徴的な取組を数多く行っています。
本セッションでは、「TOKYO強靭化プロジェクト」について、全世界共通のテーマである気候変動の影響を見据えた風水害対策を中心に、ご紹介いたします。