ファンから熱狂的に愛されるブランドが生み出す体験は、従業員の「私がやりたい」「それを求めているのは他ならぬ自分自身」という個人的な、ゆえに熱量高い動機に由来しているということが往々にしてあります。マーケティング調査が得意とする定量化とは真逆にみえる「N=1」の実践は、なぜ顧客を魅了する体験をつくりあげることができるのか。そこでは従業員と顧客とのあいだにどのような関係が築かれるのか。スノーピークとスマイルズ、ともに「自分自身こそファン」な人が働き、洗練されたCXで顧客から支持を得る両者のアプローチから、働く人の内的な動機や感情とこれからの価値づくりの在り方を中心に議論します。
個人情報の取り扱いにご同意の上、送信ボタンを押して下さい。