バルセロナは1980年代に公共空間政策や優れた都市デザインの文脈で注目を集め、世界中の都市がその戦略をモデルとして実装してきました。それから約40年後の現在、大規模な歩行者空間化(スーパーブロック)やオープンデータ戦略、DECIDIMなどを通して、バルセロナはもう一度別のかたちでの「バルセロナモデル」を打ち立てようとしています。 このセッションでは1980年代からバルセロナに滞在し、ヨーロッパにおける公共空間を通して都市を見つめ続けてきた岡部明子氏と、バルセロナが大規模にデジタルテクノロジーをまちづくりに活用し始めた2000年代から滞在し始めた吉村有司氏との対談を通して、都市における公共空間の可能性を探ります。
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