新型コロナ流行以降、リアルな生活がデジタルに包含されていくOMO(Online Merges with Offline)が急速に広まり、消費者の買い物のあり方も変化しています。今後、小売業界ではリアルな店舗とオンライン(EC)を自由に行き来できる仕組みを通して、より自由で多様な買い物の選択肢を用意することが当たり前となっていきます。そごう・西武が、西武渋谷店に新たに展開する「CHOOSEBASE SHIBUYA(9月1日ECサイトオープン、9月2日店舗オープン)」は、店舗とECが融合したOMOストアです。店頭とECの完全在庫連動に加え、店舗/EC/メディア共通のデータプラットフォーム構築、ウォークスルー決済やBOPIS(Buy Online Pick-up In Store)の導入など、デジタルネイティブ世代の顧客にとって当たり前となる「デジタルを前提とした購買体験」を実現しました。また、RaaS業態を採用し、スタートアップ企業との協業を通して、実店舗の出店実績が少ないブランドでも簡単に出店できる仕組みを構築。新たな出店ブランドを開拓しています。EC化率が1~3%に留まる百貨店において、そごう・西武がCHOOSEBASE SHIBUYAで提供するRaaSのあり方とは。オープンイノベーションにより実現した最新のDX事例についてお話します。
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