データベースといえばRDB。データは属性の集まりをカラム列としてテーブルに格納。それが当たり前と思っていませんか。
同じことはグラフDBでも可能です。グラフDBはエンティティの関連を直接に扱えるので、たとえばホワイトボードに描いた概念モデルを自然にシステムに落としこむことができます。さらに弊社製品の trunus graph のようにスキーマもサポートしたグラフDBであれば、ER図で表現される属性や関係をそのまま実装することも可能です。
グラフDBは、不正検知などのニッチなユースケースが取り上げられることが多いですが、実際は汎用的なDBとして一般的なアプリケーション開発に用いることができるのです。
本セッションでは、従来RDBで作られてきた簡単なアプリを例にとって、RDBとグラフDBを対比する形でアプリが扱うデータのモデリングを行い、データをグラフDBに自然な形で格納して操作できることを示します。