日本は、もう一度立ち上がれる この30年、日本は国際的な競争力を徐々に失いました。かつて、日本企業は、世界の時価総額ランキングのTOP20の上位を多く占めていましたが、今や、日本企業の姿はありません。G7を中心とした海外諸国と比較し、労働生産性や低さやデジタル化への対応の遅れが指摘されています。新型コロナウイルスの対応においても、ワクチン開発でアメリカやイギリスなどの他国に先を越され、ワクチン接種に関してG7の中で最も遅れる形となりました。 日本に希望はもうないのでしょうか。 経済産業省の伊藤レポートでは、日本企業の現状として、世界有数のイノベーション創出力を持ちながら、持続的低収益にとどまっていると報告されています。日本は大きなポテンシャルを秘めていると言えます。 そしてこの状況を打破するためには、サステナブルな企業価値創造を実現する企業価値経営に転換していく必要があります。企業価値経営にはDX(デジタル・トランスフォーメーション)だけでなく、企業のサステナビリティと社会のサステナビリティを実現するSX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)が求められます。では、企業はどのようにSXを実践していけばよいのでしょうか。 本セミナーでは、慶應義塾大学 環境情報学部教授/ヤフー株式会社 CSO(チーフストラテジーオフィサー)安宅和人氏をお招きし、日本企業の現状と今後のあるべき姿についてお話いただきます。企業価値向上に求められるSXとDXの本質について知り、企業変革を推進し、新しい未来を創るヒントにしていただけますと幸いです。
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