タニタでは2017年から、希望する社員との関係を雇用契約から業務委託契約に切り替える取り組みを進めている。これは働く人の主体性を引き出しつつ経営者感覚を磨くとともに、その努力に報酬面でも報いることで、当人が自らの働き方をデザインし、やりがいを持って心身ともに健やかに働ける環境を提供するもので、「健康経営」の一環でもある。当初は不安や反対の声もあったこの取り組みも、社内外から注目・評価をいただきながら丸5年が経過し、さらなる発展を目指している。日本の働き方に一石を投じるこれまでの取り組みをご紹介する。