地上波放送がアナログ方式からデジタル方式に変化して約20年がたとうとしている。
この間に、映像技術、インターネット技術は劇的に進歩し、映像は、4K/8Kと解像度の向上だけでなく、広色域、立体音響とより高品質の視聴体験が可能になり、インターネットは世界中のどこででも利用することができ、放送よりも高画質、高品質の視聴体験が楽しめるようになっている。この進歩に合わせるように、大きくライフスタイルが変わりつつある状況の中、放送はどう対応していくのか、米国ATSC3.0、欧州DVB-Iへの取り組みから将来の展望を語る。