スマホが普及してメディアのデジタル化が急速に進み、コロナ禍によって生活様式に変化が起き、人々のタッチポイントには大きな変化が急速に起きている現状において、マーケターはメディア選定に頭を悩ませ、最適解を求めて日々悩まれていると言っても過言ではないでしょう。
そんな中、TV視聴時間が大幅に減少し紙媒体はデジタル化を進め、これまでTVCMや雑誌広告でブランドイメージを構築していたビューティ業界では今現在、自社のブランド価値を高めるためにメディアをどのように選定しているのでしょうか?
そこで気になる現状について、日本を代表するビューティメーカー3社のキーマンにご登壇してもらい、メディア選定をテーマに語っていただく機会を設けました。
一人目はエリクシール、マキアージュなどのブランドを有する、DX化を積極的に推し進め、オウンドメディアのデジタルコンテンツを拡充させている資生堂インタラクティブビューティー株式会社の中條氏。
中條氏はかつて大手広告会社に従事してデジタルとマスのメディア選定に深く関わっていらっしゃった経験をお持ちです。
二人目はコスメデコルテ、雪肌精などのブランドを有し、最近では世界初プロダンスリーグDリーグのチーム“KOSE 8ROCKS”を運営し、スポーツマーケティングにも力を入れ始めている株式会社コーセーの小林氏。
ご担当ブランドのコミュニケーションプランニング、SNS、スポーツマーケティング、メディアバイイングのチームマネジメントをご担務されており、多岐に渡るタッチポイントのメディア選定に関わっておられます。
三人目はホワイトショット、B.Aなどのブランドを有しており「サスティナブル美容理論」を提唱して使う人の本来の力を高めつづけることを哲学として掲げている株式会社ポーラの中村氏。
これまでに精密機器メーカーで企業ブランディング、デジタルコミュニケーションのグローバル統括を担当され、現在は広告宣伝、DX推進、EC事業を担当し、事業変革の推進に取り組んでいらっしゃいます。
またモデレーターを務めていただく「仕事さがしはインディード♪」でおなじみIndeed Japan株式会社の水島氏は、大手広告会社にて戦略プランナーとして多岐にわたる業種の課題解決に携わり、その後LINE株式会社で活躍されたのち、現職でマーケティングコミュニケーションを統括されています。
水島氏の多様な経験を活かして、お三方に鋭く切り込んでいただき、それぞれのマーケティングコミュニケーションにおけるメディア選定はどのような考えをお持ちなのかを伺い、みなさまの実務において非常に参考となるセッションではないでしょうか。