今後のポストコロナ時代の教育を考えると、教育の情報化によって子供たちの学びは、大きく変容するでしょう。
特に、学校や家庭での情報端末を用いた教育・学習活動によって教育データが自然と蓄積されます。それを分析することで、教育改善に役立てることができます。
また、学習者の個性や特徴、理解状態に合わせて、適切な教材や問題を推薦することも可能となるでしょう。
そのためには、教育データの標準化を行い、教育データを収集分析するための情報基盤の整備が急務です。
国全体で教育データを共有することで、これまでの勘や経験に基づく教育からデータの科学的な分析に基づく教育へと、大きく転換できる可能性があります。
早急に制度や環境を構築し、今すぐにできることから始めていくことが課題です。