人類の発展は、他者への信用によって共同体、社会、国家、市場を形成し発展してきたことは言うまでもありません。現代において他者とは人間のみならず、動植物やウイルス、ロボットやAI、など非人間(他者)との情報交換へと多様化が求められることでしょう。 これまでアートは未知の他者同士の共感に大きな役割を果たしてきました。本分科会では、信用の源泉である相互理解や共感の在り方を、メディアアート、デジタルアート、NFTアート(「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略)などアートの分野からも議論します。信用を支えるものは今後どう変わるのか?新たな価値尺度について考えます。
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