企業が持続的な成長を実現するためには、新しい価値を顧客に提供し、市場競争で優位に立つことが求められます。あらゆるビジネス環境が変化し、現代において新たな顧客価値を提供することは不可欠であり、持続的な価値の提供において営業プロセスを見直すことは非常に重要な要素となります。 一方、これまで上手く運営できていた組織ほど、新たな環境に適応し変革を進めることは難しく、その必要性に疑問を抱いている方も多いのではないでしょうか。また、いざ組織を変えようにも、会社に定着している業務フローや各々の役割を変え、全員が同じ方向を向くことは容易ではありません。 富士通の営業組織は、これまで一人がすべての工程を一貫して担当するスタイルを貫いてきました。しかし、新たな成長領域を探索する現在の会社のフェーズを踏まえ、属人化を防ぎ生産性を高めることが重要と考え、各々が専門性を磨く分業体制へと営業組織を変革させていったといいます。 なぜ富士通は、ここまで大きな改革を行う必要があったのでしょうか?また、長い期間をかけて定着した形を、どのように変えていったのでしょうか。本講演では、デジタルセールスの立ち上げを筆頭に富士通の営業プロセスの変革をリードされてきた友廣 啓爾氏、武居ありす氏にご登壇いただきます。なかなか一朝一夕にはいかない営業プロセスの変革について、どんな壁があったのかを踏まえ、お話しいただきます。
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