「働き方改革」「テレワーク」「デジタルトランスフォーメーション」など、いずれもインターネットの活用無くしては実現できません。政府においても、「柔軟な働き方の推進」「テレワーク環境の整備」にむけ、「ネットワーク環境の見直し」に着手しています。とくに府省間接続やインターネットアクセスに使用するネットワークなどは、「インターネットの活用」を前提に据え、アーキテクチャを含めて見直しを進めています。 デジタル庁の創設もきっかけとする政府のネットワーク再構築は、「職員の場所にとらわれない働き方を実現するための仕組みづくり」であるのと同時に、「高度化する種々の脅威への対応」に加え、「情報管理の高度化」までをも目指した、「ゼロトラストネットワーク」の実現にむけた取り組みでもあります。 このセッションでは、「政府におけるゼロトラストネットワークの実装方針とその背景にある考え方」、そして「政府ネットワークのねらい」について、デジタル庁の創設に関わったスピーカーから直接紹介するとともに、さまざまなネットワークとの相互接続が求められる「政府ネットワークならでは技術的な課題とソリューション」について討議します。とくに、「オーバーレイネットワーク」「IPv4/6」「NAT越え」「混在するSLA」など、これからのネットワーク設計のヒントになる情報を提供します。 <要旨> ・変わる政府のネットワーク利用と広域ネットワークインフラ ・政府が推進するゼロトラストネットワークとは ・オーバーレイネットワークと挑戦
個人情報の取り扱いにご同意の上、送信ボタンを押して下さい。