ここ最近、多くの企業様から、「若手のキャリア自律」「エンゲージメントの向上」そして「若手の早期離職防止」の声が聞かれる。 これらに対し、問題意識を持たれている企業様は非常に多く、職場環境の改善、上司や先輩社員への指導・育成に関する教育、あるいは若手社員を対象としたキャリア教育や施策等、様々な取り組みを行っている。もちろん一定の成果を上げている企業様もある。 一方で、新入社員研修に関しては、過去の踏襲で実施されているところが多く、その定番が、①学生から社会人への意識改革 ②ビジネスマナー ③会社・職種・業務理解。もちろんこれらの③つは、新入社員が自社で働くうえで重要なテーマであり、だからこそ、踏襲されている側面はある。最近の素直で優秀な新入社員の皆様も、真面目に向き合い、学んでいる。 しかし、よくよく考えてみると、これらの③つは、いずれも会社側から見た時に必要なテーマ。新入社員の立場からすると、どうしても「義務・責任」の要素が強く、たとえどれだけ真面目に向き合い、学んだとしても、その根本は受け身の姿勢になりがちである。 では、新入社員側の立場で、必要なテーマとは何か? それが本セミナーのサブタイトルにある、『自分にとって、自社で働く意味・意義の明確化』。 『自分にとって、自社で働く意味・意義』が明確であれば、目の前の環境、人、業務に対しても前向きに捉え、向き合うことができる。逆にここが曖昧であれば、どれだけ条件が良くても、遅かれ早かれ退職の道に進んでしまう可能性が高い。その意味で、冒頭の問題意識、「若手のキャリア自律」「エンゲージメントの向上」「若手の早期離職防止」にも直結する重要テーマと言える。 にも関わらず、このテーマをしっかりと扱っている企業様はそんなに多くは無い。「うちでも扱っていますよ」とお伺いしても、よくよく聞くと、全体の中でのごく一部。 改めて、『自分にとって、自社で働く意味・意義の明確化』 この答えは残念ながら会社がどれだけ頑張っても、与えることは難しく、自分自身で見い出していくしかないテーマ。我々が新入社員の皆様にできるのは、働くことに対する視野を広げ、視座を高めること。それを踏まえて、自ら意味・意義を見い出すように、お手伝いすることのみ。 では、どのようにすれば、新入社員の皆様の『自分にとって、自社で働く意味・意義の明確化』を支援できるのか? 本セミナーではそのことを語ります。
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