デジタルトランスフォーメーション(DX)による新たな競争優位性の獲得― 昨今のビジネス環境においてDXによる変革はとどまることを知らず、生産から販売までのバリューチェーン上のすべての工程や、コーポレート機能のデジタル化も加速度的に進められおります。言わずもがな、デジタル化はビジネスのスピードを向上し競争優位性に大きく貢献する一方で、セキュリティの脆弱性を狙ったサイバー攻撃ポイントを増やしていることを忘れてはいけません。 事業継続性の観点から変化に強い需給網を再構築しながらも、攻撃対象企業の取引先の弱点を狙ったランサムウエア攻撃やネットワーク上で動作するプログラムの脆弱性を狙った不正アクセスなど、サイバー攻撃が企業へ与えるダメージは計り知れません。サイバー攻撃が高度化・複雑化していくなかで、デジタル化によるビジネス変革にセキュリティガバナンスが対応し切れていない可能性があげられているのではないでしょうか? DXを加速していくなかで、同時にサイバー攻撃に対して攻めのセキュリティ対策が求められていることは言うまでもありません。サイバー攻撃の対象は特定業界への攻撃に留まらないなかで、すべて企業において経営レベルでの対応が求められております。 ネットワークに繋がる以上、地理的な制約を受けることなく容易に国境を越えた攻撃も可能となりサイバー空間におけるセキュリティ領域でのガバナンス力向上・強化を進めていく必要があるのではないでしょうか? 当セッションでは、“攻めのセキュリティ変革”をキーワードに、複雑・巧妙化するサイバー攻撃を予知し保全していくための、ITセキュリティガバナンスをグローバル・子会社間を巻き込んだ攻めのセキュリティ実装を実現された事例やセキュリティ人材の育成や組織体制に至るまで、プロフェッショナルな立場の方々をお招きし、ベストプラクティスを紐解きます。 皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております。
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