2050年までに脱炭素社会を実現し、新規の海洋プラスチックごみを0にする世界公約を実現すべく各国のプラスチック業界では野心的な取組みが進んでいます。双方の社会課題を解決する最有力素材がバイオプラスチックであり、特に生分解性プラスチックの使いこなしが勝敗の鍵を握っています。しかし、ロシア・ウクライナ紛争による石油・ガス価格と電気料金の急騰、急激な円安など、バイオプラスチックを取り巻く社会環境は見通しが付きにくい状況になっています。
本講演では、日米欧のバイオプラスチック射出成形技術・金型技術に精通した世界的第一人者である小松氏が昨年10月にドイツで開催されたK2022で入手した欧米の最新情報を多数の画像で紹介、客観的なレビューを行い、これからわが国が進むべき方向性について示唆を試みます。なお、本展示会(2-132)で生分解性プラスチック射出成形品の最新サンプル展示を予定します。