近年の重要なSDGs課題として挙げられる「脱炭素社会の実現」と「地方創生」について、これら双方で重要な役割を担っているのが鉄道建設・運輸施設整備支援機構だ。 都市間の移動時間を大幅に短縮し、人流の促進により地域経済の活性化を促す「新幹線」、都市を支え、利便性向上により都市の魅力形成に貢献する「都市鉄道」、人と物資を安全に運び、生活と産業を支える「内航海運」。これらは国民生活や経済活動に必要不可欠な交通インフラという一面だけでなく、他の輸送機関と比較してCO2排出量の少ない環境負荷低減に資する交通ネットワークである事や、地域の魅力を引き出した地域資源の活用や地域経済の活性化への貢献といった側面も併せ持っている。 本セッションでは、脱炭素と地方創生の双方に重要な役割を担う鉄道建設・運輸施設整備支援機構と交通ネットワークの整備という観点から、サステナブルな未来社会の実現に向けて議論していく。
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