GDP3位の経済大国。加害と被害の過去の歴史を抱えながらも、世界で唯一の被爆国として「戦争放棄」と明記をした憲法9条がある国、日本。2021年現在、 SDG16は各国比較しても極めて高い、平和な国、日本。一方で、未来を担う子どもの相対的貧困率はOECD平均を上回り、上昇傾向にある。自分で国や社会を変えられると思うか、という9カ国を対象とした若者の国際世論調査でYESと答えた日本の若者は各国中最低で、割合はわずか18.3%。このような矛盾した社会を生きながら、若者は「平和」をどのように捉え、日本で、世界で、何ができるだろうか。本セッションではこの問いを原点として、社会課題、特に平和構築分野で強い課題意識を持ち活動する若者がパネラーとして登壇。活動を通して彼ら/彼女らが考えるそれぞれの「平和」、そして「分断」への向き合い方についての議論を通し、若者一人ひとりが自分にとっての平和を捉え直し、多様な視点・価値観を内包する「これからの平和」へ向けて行動を起こすインスピレーションを創出する場としたい。
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