Wi-Fiの普及やその帯域ニーズの拡大により、とくに都心部における干渉や利用率の増加や、DFS (Dynamic Frequency Selection) による局所的なパフォーマンスの低下などをはじめとする、目に見えないトラブルに見舞われることが増えてきました。
このような利用拡大に伴う弊害に悩まされてきたところに、Wi-Fi 6Eが2022年に国内においても利用可能となりました。6GHz帯の24チャンネルが新たに追加され、Wi-Fiがサポートするチャンネル数は、約2倍に拡張されました。市場では、6Eに対応したアクセスポイント(コンシューマーおよびエンタープライズ向け)のみならず、6Eをサポートする端末製品も出荷されるようになり、いよいよ、レガシーフリーな運用や、広帯域・低遅延な環境が構築できるようになるといわれています。
本セッションでは、「果たして6Eは、期待にこたえる能力を有しているのか?」について、Wi-Fiの技術解説や運用上の“つまづきポイント”を踏まえつつ、その実力を客観的に評価します。とくに6Eの導入で得られるメリットおよびコスト負担について、エンタープライズ製品を主とした実機での検証をもとに解説します。
※難易度の目安:本セッションの内容は、以下の配分とします。
・70% … 初級・中級者を対象として座学的な構成
・30% … いわゆる上級者や経験者の方むけの、運用知見から得られた濃い内容
<要旨>
● 技術的な基本:IEEE802.11がWi-Fi 6/6Eに至るまで
● Wi-Fi 6Eの性能・コスト・運用から見る実態を解説