トヨタ自動車の新規事業開発を管掌する「事業開発本部」。 1989年に発足し30年以上の歴史を刻むこのチームが、今「DX導入」に力を入れている。その背景には、海外IT企業の驚異的な事業開発スピードに対する危機感があった。実は、シリコンバレーの超高速の事業開発を支える「リーンスタートアップ方式」は、トヨタ生産方式からヒントを得て生まれたと言われる。 カイゼンの本家であるトヨタが、新規事業開発スピードでも海外IT企業に追いつくためのツールとして注目したのが「DX」なのだ。 「誰一人置き去りにしない」トヨタ事業開発本部流のDXを語る。
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