キーエンスの社名の由来は、Key of Science。営業利益率50%を超える高収益は、科学的で合理的なデータ活用が支えています。特に大切にしているのは、ビジネス知識を持ったビジネス部門が中心となり、主体的にデータを分析・活用し、データを基に意思決定し、ビジネスを動かしていく組織づくり・人づくりです。しかし、過去20年にわたる試行錯誤の歴史は、順風満帆なものではありませんでした。「データ活用」をどのように組織に浸透させていったか?ぶつかった壁は何か?データ人材育成で大切にしていたこと何か?など、当時のエピソードを交えながら、生々しい体験をご紹介します。