大企業の会社員を経て、機内食製造やホテルの客室清掃などを手掛ける家業(ワールドエンタプライズ)に2012年に入社。そこでブルーカラーと呼ばれる仕事に多くの無駄があることに着眼し、新規事業を思い立つ。父親から「1年間」という期限を設けられ、プログラミングを学びながら事業化を開始、2016年にはカミナシを創業。3年後、さまざまな現場の帳票を誰でも簡単にデジタル化できるクラウドサービス「カミナシ」を開発。 アトツギだからこそ持ちうる現場の解像度、業界や既存取引先のネットワークを武器に精力的に事業を展開。現在ではベンチャー経営者として勝負する諸岡氏だが、アトツギとして入った家業でどうビジネスを思いつき、どう事業化していったのか。当時の舞台裏と今後の展開について語る。
個人情報の取り扱いにご同意の上、送信ボタンを押して下さい。