AIの進化によりデザインが効率化される現代、デザイナーには、技巧が求められるクラフトデザイン、新たな価値を創造するビジネスデザイン、組織文化を構築するカルチャーデザインといった多領域を横断する能力が求められています。
しかし、時代が変わっても本質的に重要なのは、「一人の人間としてどう在るべきか」という問いです。
人格、倫理観、美意識を磨くことで、デザインを通じて本質的な価値を生み出せると信じています。20年前、何もできなかった私は、独学で経営学やデザインを学び、空間、プロダクト、映像、編集、グラフィック、デジタルといった領域を横断し、一貫性と全体性を備えた総合的なデザインを提供できるようになりました。
本セッションでは、社会のトレンドや評価に左右されることなく、確固たる自己を築くための哲学やアイデアを共有します。