講演内容
『変革に挑戦し続ける100年企業 ~リーダーに求められる姿勢と行動~』
ブラザー工業株式会社 代表取締役会長 小池 利和 氏
ブラザー工業は、1908年、ミシン修理業として創業。現在は、プリンターや複合機などの情報通信機器を中心に、ミシンや工作機械、通信カラオケ、工業用部品、産業用プリンティング機器など幅広い事業を手掛け、海外売上比率が80%を占めるなど、グローバルに事業を展開している。今後も、さらなる事業の多角化を推し進める同社の戦略に迫る。小池氏は、同社の「ミシン」から「プリンター」への転換期の1979年に入社。入社3年目の1981年、アメリカでのプリンタービジネスの推進役として渡米し、23年半の米国駐在を経験する。小池氏のアメリカでの実体験を元に、失敗を恐れず挑戦する姿勢や、従業員とのコミュニケーションを重視し、「変革に挑戦」し続ける風土を作る経営哲学をひもとく。
『デジタル革命の世界的潮流』
Sansan株式会社 デジタル戦略統括室 室長/一般社団法人CDO Club Japan 事務局マネージャー 柿崎 充
AI、IoT、ブロックチェーンといったデジタル技術を活用することが当り前の時代を迎えている。デジタル技術の活用は、単なるITツールの導入に留まらない。デジタル技術により、産業構造、労働市場、組織体制の未来は過去の延長線上にない。一方、個人に目を向けると、これから誰もが経験する長寿化は多くの可能性と時間をもたらす。3ステージ(教育→仕事→引退)の前提が崩れて、マルチステージの人生を生きる時代ともいわれている。
日本企業は、働き方改革が最優先課題と言われており、多くの企業が働き方改革はじめ生産性向上に取り組んでいる。ただ、生産性を向上した先に何があるのか不透明で、個人としては違和感を覚えながら取り組んでいる人が多いように見受けられる。デジタル革命により待ったなしのパラダイムシフト、そしてデジタル革命に対応するために個人と組織を変革し続けるリーダー像を明らかにする。
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