日本企業の少し未来の働き方
松尾 豊『社会や産業を変える人工知能の未来』

【パネルディスカッション】『ビジネスの成長に人工知能を活用する方法と可能性』

人工知能の活用でビジネスを思考する時代

毎日のように新聞やテレビなどのメディアに取り上げられている人工知能。

皆さんはどのように活用していますか。

その活用はビジネスの成長につながっていますか。

近年、50年来のブレイクスルーともいわれる「ディープラーニング」により人工知能は大きな注目を集めています。 あらゆる業界・分野において、人工知能によりこれまでの常識やルールを覆し、人々の価値観やライフスタイル、パラダイムを変えるような画期的なアイデアやサービスが登場しています。

米Google傘下のDeepMind社が開発した人工知能「AlphaGo」と「囲碁界の魔王」の異名を持つ世界最高峰の棋士の一人である韓国のイ・セドル9段との対戦では、すでにコンピュータがプロ棋士に勝つ時代になりました。 つまり、人間が何手先まで読んでもコンピュータには敵わない分野があることを認めざるを得ない時代になりました。

人工知能が前提となるビジネス環境において、あなたはこれから人工知能にどのように向き合いますか。 ディープラーニングの発展で本格的な実用化が期待される人工知能を活用して生産性と創造性を最大化するために何をすれば良いのでしょうか。

今回は、人工知能の過去・現在・未来を理解するとともに、実際にビジネスの成長のために活用している方とのパネルディスカッションを通じて、人工知能の活用の本質・方法、その際に前提となる組織や働き方についてお伝えします。

グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。
いま、劇的な進展が訪れようとしています。
日本企業の未来が既に始まっています。

講演者の紹介

松尾豊

松尾 豊

東京大学大学院工学系研究科
技術経営戦略学専攻 特任准教授

1997年、東京大学工学部電子情報工学科卒業。2002年、同大学院博士課程修了。博士(工学)。同年より産業技術総合研究所研究員。2005年よりスタンフォード大学客員研究員。2007年より現職。シンガポール国立大学客員准教授。専門分野は、人工知能、ウェブマイニング、ビッグデータ分析。人工知能学会からは論文賞(2002年)、創立20周年記念事業賞(2006年)、現場イノベーション賞(2011年)、功労賞(2013年)の各賞を受賞。日本トップクラスの人工知能研究者の一人。 主な著書に『人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの』、『東大准教授に教わる「人工知能って、そんなことまでできるんですか?」』がある。

人工知能は人間を超えるか

著者 松尾 豊 『人工知能は人間を超えるか』

グーグルやフェイスブックが開発にしのぎを削る人工知能。日本トップクラスの研究者の一人である著者が、最新技術「ディープラーニング」とこれまでの知的格闘を解きほぐし、知能とは何か、人間とは何かを問い直す。

パネルディスカッション

椎名 茂

椎名 茂

KPMGコンサルティング株式会社
代表取締役副社長 パートナー

製造業のSCM戦略、改革のプロジェクトに強みを持ち、企業戦略立案、基幹系システム構築プロジェクト、また企業 のグローバルネットワークの再構築等の豊富な経験を有する。 さらにコンサルティングファームの経営者としての知見を活かし、企業経営、ガバナンスの再構築、M&Aを含む企業戦 略等の指導も行っている。近年では、大手コンピューター企業の中央研究所にて人工知能の研究に従事していた経験を活かし、企業のIT戦 略、AI活用戦略、Bigdata、IoTといった先進ビジネスモデル構築のプロジェクトを多数手がけている。

鈴木 万治

株式会社デンソー
技術企画部 技術戦略室 企画1課 担当部長
(兼)グローバル戦略室 担当部長

1986年名古屋大学工学部原子核工学科修士卒業後、株式会社デンソー(当時、日本電装株式会社)に入社。同社において宇宙機器開発、R&D、CAE、モデルベース開発など、ほぼ4年毎に異分野のプロジェクトを担当。R&Dからアフターマーケットまでの全ての開発のライフサイクル、メカ、エレ、ソフトの各分野の実践経験とスキルを持つことが強み。2004年にCBI(Carnegie Bosch Institute)とINSEADでビジネスの基礎を学ぶ。2017年1月から、技術企画部にて、将来戦略構築と新規事業創出を担当。「社会から求められるデンソー」を実現すべく、スタートアップなど他社との協業を推進中。

加藤 茂博

株式会社 リクルートキャリア
ビジネスプロデューサー

1992年~「Open Entry」学校名不問採用方式、「エントリーシート」の導入など、日経連、経団連主要企業と連携し、指定校制度の撤廃など受験機会の拡大と公平化や採用改革を推進。2000年~ミシガン大学ビジネススクールへ企業派遣。デイブ・ウルリッチ教授に師事。戦略人事、HR-ROI戦略代行型エージェントサービス、HR-XML、ベクトル空間法によるレジュメマッチング特許申請。 2007年~ 経産省の次世代検索技術開発を目的とした情報大航海プロジェクトリーダー。対話・カウンセリングレジュメ・メール作成支援を行う「対話型検索エンジン」を開発。関連技術特許5件取得。 2012年~ 人生の意思決定品質とライフイベントの関連性に関する研究、Action Switch Library FrameworID連携フレームワークオープンデータビジネス化を行う。個人情報利活用委員会委員を務める。 2015年~ SPIなどパーソナルデータとストレスデータを活用したチームビルディング・人材活用支援 IoT・ウェアラブルデバイスを活用したストレスマネジメント支援、働き方改革、働く喜び研究に従事。

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柿崎 充(モデレーター)

Sansan株式会社 マーケティング部
戦略企画チーム マネジャー

慶應義塾大学在学中の2000年にベンチャー企業の設立に参加。その後、2003年にベンチャー企業を設立、経営者を経て、2006年外資系コンサルティングファームのプライスウォーターハウスクーパース(旧ベリングポイント)入社。 グローバル経営戦略調査、グループ経営管理態勢構築、金融機関のシステム・セキュリティ監査、内部統制強化支援、IR・統合報告支援などに幅広く従事。 2013年よりSansanに入社し、2016年6月より現職。 Sansanでは、入社後は経営管理部のメンバーとして、社内システムのクラウド化などに従事。その後、エンタープライズ領域のマーケティング責任者として、大規模案件を中心とする受注に成功。

開催概要

皆様のご参加を心よりお待ちしております

日 時2017年5月12日(金)
タイムテーブル 受 付 15:30〜
挨 拶 16:00〜16:10
講 演 16:10~17:00
パネルディスカッション 17:00~18:00
懇親会 18:00~19:00
※質疑応答の時間を用意しております。
※交流会では軽飲食をご用意しております(無料)
会 場東京都千代田区神田神保町2-36-1
住友不動産千代田ファーストウイング1F Hall A
対 象従業員200名以上の企業様
※講演内容が大手企業様向けとなります。どうぞご理解ください。
定 員200名(抽選制)
受講料無料
イベント運営主催:Sansan株式会社

アクセス

最寄り駅からのアクセス
  • 「神保町駅」A2番出口徒歩2分(半蔵門線・新宿線・三田線)
  • 「九段下駅」5番出口徒歩5分(東西線・半蔵門線・新宿線)
  • 「水道橋駅」西口徒歩7分(JR線)
  • 「飯田橋駅」A2出口徒歩12分(JR線・有楽町線・南北線・大江戸線)

講演内容

『社会や産業を変える人工知能の未来』
東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任准教授 松尾 豊 氏

本講演では、人工知能の最新動向、特にディープラーニングを取り巻く状況について述べる。人工知能の歴史を紐解きながら、ディープラーニングのもつ意義を解説し、今後の研究の進展について概観する。また、こういった人工知能の変化が、今後、どのように社会や産業を変えるのか、人工知能の未来について解説する。

パネルディスカッション

『ビジネスの成長に人工知能を活用する方法と可能性』
KPMGコンサルティング株式会社 代表取締役副社長 パートナー 椎名 茂 氏
株式会社デンソー 技術企画部 技術戦略室 企画1課 担当部長 (兼)グローバル戦略室 担当部長 鈴木 万治 氏
株式会社 リクルートキャリア ビジネスプロデューサー 加藤 茂博 氏
Sansan株式会社 マーケティング部 戦略企画チーム マネジャー 柿崎 充(モデレーター)

※ 当イベントの応募は、締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。