日本企業の少し未来の働き方

株式会社クレディセゾン 代表取締役社長 林野宏

『21世紀の経営戦略 “Do get different, do different”』
『加速化するイノベーション時代の経営』安井 肇(Sansan株式会社)

21世紀の経営戦略

21世紀はデジタル革命の波が国境や業界の枠を越えて押し寄せる時代です。これからの企業には、座して待つのではなく、組織や国境を越えて経営資源を探して活用し、アイデアを創出し、社会の一翼を担う新規事業を考えるリーダーが求められます。

前例が通用しない転換期において、いかなる外部環境の変化をも乗り超えて高収益高成長を達成し、継続的に成長する経営の舵取りをしなければなりません。近年のデジタルテクノロジーの進化は想定以上に早く、個人の力の時代と言われる一方で、一人で全てを把握・実行することは現実的に不可能です。そして、経営環境が安定していても突然変化してしまうことが当たり前になりました。

内部環境、さらに外部環境がめまぐるしく変化する時代において、経営戦略をよりスピーディーにかつ効果的に遂行するためには、組織を全社一丸のマーケティング志向で統率できるリーダーの存在が不可欠です。そして、特に日本企業は、経営と現場が一体となって高収益を伴う高成長を持続させるために、イノベーションを起こし続ける組織にすることも課題と考えられます。

今回は、日本の次代を担うリーダーに向けて、株式会社クレディセゾン代表取締役社長 林野宏氏をお迎えし、21世紀の経営と必要なリーダーについて生の体験談をもとに語っていただきます。クレディセゾンといえば、ポイントに有効期限のない「永久不滅ポイント」や「スピード発行」、「サインレス」など斬新な戦略によってクレジットカード業界トップへと成長を果たしました。林野氏は、15年以上にわたり社長として同社をリードしてきました。経営戦略やマーケティング戦略、デジタル戦略の答えを求めるのではなく、自社や自分を変革するためのヒントとしてお聞きください。

*この会で重視しているのは、講演だけを聞いて勉強して終わるのではなく、イノベーションに取り組むリーダー同士の情報交換です。講演だけの聴講はお断りします。

今後、AIが発展していく中で「どこに人間の仕事を見出すか」
自社や自分を変革するためのヒントを語る。

講演者の紹介

林野 宏

株式会社クレディセゾン
代表取締役社長

1942年京都府生まれ。埼玉大学卒業後、1965年に西武百貨店に入社。人事部、企画室、営業企画室を経て、宇都宮店次長。1982年に西武クレジット(現・クレディセゾン)に、クレジット本部営業企画部長として転籍。常務取締役、専務取締役、代表取締役専務を経て、2000年から現職。

赤字30億円からV字復活させた 逆転発想の人材・組織改革術

『BQ 次代を生き抜く新しい能力』
著者 林野 宏

近い将来ホワイトカラーは絶滅する。著者はクレジットカード業界に数々のイノベーションを起こしたクレディセゾンのカリスマ経営者、林野宏氏。グローバル経済の中で変革に直面する日本と、そこで奮闘する日本人ビジネスマンに真摯なメッセージを送る著者が、次代のビジネスの鍵と定めるのが新指標「BQ」だ。従来のビジネスマンの必須能力とされたIQ、EQだけでは、大きな変容を遂げる今後のビジネスは乗り切れない。

安井 肇

安井 肇

Sansan株式会社 シニアアドバイザー
モルガンスタンレーMUFG証券株式会社 顧問

1975年東京大学法学部卒業、同年日本銀行入行。考査<現金融機構>局次長、同考査役、横浜支店長、考査局考査<現総務および考査企画>課長、名古屋支店営業課長、ロンドン駐在参事付等を歴任。 2003年より中央青山監査法人にて、金融部ディレクター、レギュラトリーアドバイザリーグループ統轄。 2006年より、あらた監査法人にてリスクレギュラトリーアドバイザリー部長、あらた基礎研究所長。2014年6月より、滋賀銀行社外監査役。2014年7月よりジャパンビジネスアシュアランスグループ顧問。2015年7月より、モルガンスタンレーMUFG証券顧問として就任。

開催概要

皆様のご参加を心よりお待ちしております

日 時2018年11月19日(月)
タイムテーブル 受 付 15:00-
挨 拶 15:50-16:00
講 演 16:00-18:00
シェアタイム 18:00-19:00

※シェアタイムは、コンラッド東京の豪華ブッフェと飲料をご用意しております(無料)
会 場東京都港区東新橋1-9-1
コンラッド東京 風波
対 象従業員500名以上の企業様
※講演内容が中堅・大手企業の各事業部門の管理職の方向けになります。
定 員250名(抽選制)
受講料無料
イベント運営主催:Sansan株式会社(メディア協力:ビズスタ)
注意事項 ※座席は、先着順を予定しております。
※プログラムの内容・講演者等は、都合により予告なく変更する場合がございます。
※応募多数の場合、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。
※競合他社/同業社のお申込み等、主催社様の判断によりお断りする場合がございます。
※シェアタイムは、講演の延長セッションです。シェアタイムのみの参加は出来ません。
※不参加の場合、当日お渡しする配布資料をお送りすることは致しません。
お問い合わせ先ビズスタイベント企画事務局
info@biz-study.com

アクセス

最寄り駅からのアクセス
  • 都営大江戸線・ゆりかもめ線 汐留駅 徒歩1分
  • JR・都営浅草線・東京メトロ銀座線 新橋駅 徒歩7分

講演内容

『21世紀の経営戦略』
“Do get different, do different”
株式会社クレディセゾン 代表取締役社長 林野 宏 氏

企業の寿命も嘗て30年と言われた時代もあったが現在15年から急速に短縮に向かっている。企業とは「マーケティング」と「イノベーション」を「マネジメント」する組織であり企業の目的は「価値創造」と最終的には「顧客創造」であり「継続的成長」にある。今後AIが発展していく中で「どこに人間の仕事を見出すか」人の「知能」を磨きあげておく必要がある。今までの「組織人」から「個人」の時代となり個人の資質が問われることとなる。ビジネスとは知識や情報を経験によって「知恵」に変え行動に移すことにより「富」に置き換えること。この知恵を生み出すうえで「好奇心」が基礎になり「クリエイティビティ」が生まれ「イノベーション」に繋がっていく。イノベーションの本質は難しいからできないのではなく「思いつくか、つかないか」であり「実行するか、しないか」が決め手となる。つまり「誰にでも、いつでもチャンスはある。」

『加速化するイノベーション時代の経営 ~デジタル社会を生き抜くために~』
Sansan株式会社 シニアアドバイザー/ モルガンスタンレーMUFG証券株式会社 顧問 安井 肇

デジタル社会が加速化するにつれて、既存のビジネスモデルが陳腐化する速度が速まっています。このような時代に、先回りして全てのルールを作ることは不可能であり、制度は原則主義にならざるを得ません。組織の持続的な成長のためには、健全な企業文化が不可欠です。このセッションでは、デジタル時代に失敗しないための経営管理やコーポレートガバナンスについてお話します。

※ 当イベントの応募は、締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

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