起業して生き残れる会社の数は、1年でわずか40%です。
さらに起業して5年も経つと、85%が倒産してしまいます。企業を継続させることは、とても難しいことです。もしあなたの会社が苦境に立たされているのであれば、戦っている相手は決して同業他社ではない可能性があります。
原点にもどり、顧客満足を第一に自社のミッション・ビジョン・バリュー、そして存在価値を考え抜く、つまりリーダーによる自分自身の戦いと言えるでしょう。
業績不振の理由を市場や景気のせいにしてしまう経営者がいます。ただ、業界の環境が悪ければ逆に大きなチャンスかもしれません。
目の前の常識をすべて疑い、新しい会社に生まれ変わるチャンスにできる経営者は何が違うのでしょうか。
変えるべきでない伝統は何がなんでも守り抜き、一方で、大事なものを守り抜くために変わることを恐れない経営者がいます。
グローバル展開とデジタルトランスフォーメーションが当たり前の時代に入り、単純に同業他社と戦う発想ではなく、顧客や取引先に加えて同業他社とも積極的に力を合わせる発想も求められます。マーケット、テクノロジー、地域特性などが幅広く複雑に関連するグローバル展開において、経営者にはスピーディーで質の高い意思決定を行う能力が必須になります。
今回は、リーダーの方々を対象に、伝統産業が抱えている悩みへの解、また経営者としてグローバル展開やテクノロジーの活用にどう取り組むか、についてお話します。そして、リーダーの方同士で熱く議論します。
*このイベントで重視しているのは、講演だけを聞いて勉強して終わるのではなく、改革に取り組むリーダー同士の情報交換です。講演だけの聴講はお断りします。
1950年山口県周東町の酒蔵の長男として生まれる。1973年松山商科大学経営学部卒業。同時に西宮酒造株式会社(日本盛)入社。1976年同社退社、旭酒造株式会社入社。1979年同社退社、石材卸業・桜井商事設立。1984年旭酒造株式会社代表取締役就任。1988年日本青年会議所玖西JC理事長。1990年日本青年会議所山口ブロック協議会会長。同年「獺祭」発売。1999年地ビールレストラン開店するも三ヶ月で閉館。杜氏制度を廃止し社員による酒造りへ。2014年日経BP社第13回日本イノベーター大賞優秀賞受賞。2015年「世界に誇るべきニッポンの100人。」Pen 2015年4/15号。2016年第41回経済界大賞優秀経営者賞受賞。旭酒造株式会社会長就任。2017年7月旭酒造ホールディングス株式会社設立。同社長就任。著書「逆境経営」(2014年・ダイヤモンド社)、「獺祭の口ぐせ」(2017年・KADOKAWA)。
『勝ち続ける「仕組み」をつくる 獺祭の口ぐせ』
著者 桜井博志
いまや誰もが知る銘柄で、安倍総理がオバマ大統領へのプレゼントにしたことなどで大人気となっている「獺祭」。現在の不況にあえぐサラリーマン、経営者にも響く。桜井氏の言葉から、お客様、市場、商品、社員、資金、といったビジネスに欠かせないテーマについて学べる1冊。
1975年東京大学法学部卒業、同年日本銀行入行。考査<現金融機構>局次長、同考査役、横浜支店長、考査局考査<現総務および考査企画>課長、名古屋支店営業課長、ロンドン駐在参事付等を歴任。2003年より中央青山監査法人にて、金融部ディレクター、レギュラトリーアドバイザリーグループ統轄。2006年より、あらた監査法人にてリスクレギュラトリーアドバイザリー部長、あらた基礎研究所長。2014年6月より、滋賀銀行社外監査役。2014年7月よりジャパンビジネスアシュアランスグループ顧問。2015年7月より、モルガンスタンレーMUFG証券顧問として就任。
皆様のご参加を心よりお待ちしております
日 時 | 2018年12月10日(月) |
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タイムテーブル |
受 付 15:00- 挨 拶 15:45-15:55 講 演 15:55-18:00 シェアタイム 18:00-19:00 ※シェアタイムは、ヒルトン大阪の豪華ブッフェと飲料をご用意しております(無料) |
会 場 | 大阪市北区梅田1-8-8 ヒルトン大阪 5F 桜園華の間 |
対 象 | 従業員10名以上の企業様 ※講演内容が中小・大手企業の各事業部門の管理職の方向けになります。 |
定 員 | 250名(抽選制) |
受講料 | 無料 |
イベント運営 | 主催:Sansan株式会社 (メディア協力:ビズスタ) |
注意事項 | ※座席は、先着順を予定しております。 ※プログラムの内容・講演者等は、都合により予告なく変更する場合がございます。 ※応募多数の場合、予告なしでフォームを閉鎖させていただく場合がございます。 ※競合他社/同業社のお申込み等、主催社様の判断によりお断りする場合がございます。 ※シェアタイムは、講演の延長セッションとなります。シェアタイムのみの参加はお断りしております。 ※不参加の場合、当日お渡しする配布資料をお送りすることは致しません。 |
お問い合わせ先 | ビズスタイベント企画事務局 info@biz-study.com |
山口県の山奥の過疎地にある小さな酒蔵である旭酒造。日本酒の業界は、この43年で売り上げ三分の一に縮小した。一方で山口県内農業関係者の評価が低かった旭酒造は、この33年間で36倍、金額で言えば110倍に成長した。「お客様に美味しい酒を提供することだけを考えた。」このお客様重視の経営が旭酒造の近年の成長を導いた。なぜ旭酒造は、現在の破竹の勢いを作り出せたのか。そこには「新しいものづくり」を目指した逆転の仕事哲学があった。日本酒「獺祭(だっさい)」が純米大吟醸の販売量で日本一となり、アメリカやヨーロッパなど、世界24の国と地域への輸出拡大を果たした体験、逆境をチャンスに変えて成功した体験談を語ります。
国連が2015年に策定したSDGs(持続可能な開発目標)に対するわが国の取り組みが、企業側から本格化しつつあります。また、資本市場でも、SDGsを視野に入れたESG(環境・社会・ガバナンス)投資が活発化しつつあります。2017年7月にGPIFがESGインデックスを採用し1兆円の投資を始めたことは、その象徴と言えるでしょう。SDGsへの注目、そしてESG投資の活発化は、地球や社会や企業の持続可能性を高めようという取り組みであり、そのこと自体大いに評価されるべきでしょう。ただ、バズワードとして付和雷同的にすることではなく、その背景や目的の本質を理解することが大切です。当セッションでは、SDGsをめぐる論点を深掘りし、今後の企業経営についてお話します。
※ 当イベントの応募は、締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。