【ビジネスモデル会議】
サブスクリプション時代における
カスタマーサクセス中心の経営
Sansan株式会社 カスタマーサクセス マーケティングディレクター 山田 尚孝 氏
セミナー内容
第一部 | 講演セッション
この数年間でSaaS(Software as a Service)は一般的なものとなりました。ソフトウェアのプロダクト → サービスへの移行は、今日のビジネス活動において大きな変換点だったと言えるでしょう。SaaSがここまで普及した背景にはサブスクリプションの存在があります。サブスクリプションは私達に「所有から利用へ」という大きなマインドチェンジをもたらしました。昨今、サブスクリプション普及の波は高まるばかりで、今やソフトウェアサービスのみならず、製造業やコモディティにまでサブスクリプションが取り入れられつつあります。
サブスクリプションビジネスの成功は、顧客がサービスを継続することが前提となっています。そして、それを成立させるキーファクターとなるのが「カスタマーサクセス」です。カスタマーサクセスへの造詣が深く、実際にその活動を行う「カスタマーサクセスマネジャー」はLinkedinで将来性のある職種(2018年度版)のBEST3にランクインしており、現在世界中で注目を集めている職種の一つとなっています。
「カスタマーサクセス」とはいったいなんでしょうか。
カスタマーサクセスの具体的な内容は2017年頃まで系統化されていませんでしたが、ここ数年でさまざまなカスタマーサクセスフレームワークが米国で提唱されつつあります。本講演では世界最先端のカスタマーサクセスフレームワークを紹介すると共に、Sansanがそれらをどのように自社に適用し顧客フォローを行っているのか、その具体例を紹介します。
第二部 | スペシャルセッション
直接、貴方のアイデアや疑問、反対意見など、積極的に情報を交換してください。
(ドリンクやおつまみを片手に、カジュアルな雰囲気でお楽しみいただく質疑応答形式のセッションです)
講師紹介
Sansan株式会社 カスタマーサクセス部
カスタマーサクセス マーケティングディレクター
山田 尚孝 氏
⼤学卒業後、ゲームプログラマーとしてキャリアをスタート。その後Web開発のPG/SEを経て、スタートアップのビジネス開発に興味を持つ。KLab株式会社でモバイルゲームのプロデューサーや新規事業開発の部⻑を歴任後、Sansan株式会社に⼊社。過去培ったエンジニアリングの知識とビジネス開発の経験を活かし、Sansanのプロダクトアライアンスマネージャーとして、SansanAPIの外部公開や、Dynamics CRM / Office365 / Kintone / Marketo / SPEEDA などとのSansan連携を実現。現在はカスタマーサクセス部に所属し、Sansanのカスタマーサクセス戦略の⽴案や、CSプラットフォームの構築に従事している。
CDO Club Japan 事務局マネージャー/
Sansan株式会社 デジタル戦略統括室
室長 柿崎 充(ファシリテーター)
慶應義塾大学在学中の2000年に共同創業メンバーとして起業に参画、その後2003年に自ら経営者として企業し中国瀋陽にも進出。2006年外資系コンサルティングファームのプライスウォーターハウスクーパース(旧ベリングポイント)入社。グローバル経営戦略やグループ経営管理態勢の調査・立案、金融機関のシステム・セキュリティ監査、内部統制強化支援、IR・統合報告支援などに幅広く従事。2013年よりSansanに入社し、2016年6月より現職。2018年より一般社団法人CDO Club Japanにも参画し、日本およびグルーバルでデジタルトランスフォーメーションに関する調査・支援に取り組んでいる。