鈴木勇氏
株式会社ラクス 開発本部 第一開発部
技術推進課
2013年ラクスに入社。 『楽楽明細』の立ち上げ時に参画し、社内にコードレビューとビアバッシュの文化を根付かせる。 『楽楽明細』の運用保守開発ののち、『楽楽労務』のシステム設計、初期開発を経て、開発部門に対して横断的に改善活動を行う開発管理課に異動し、先行技術検証プロジェクトなどを推進する。 その後、先行技術検証プロジェクトが独立した課となり、現在は技術推進課に所属。 その他、ビジネス部門向けの技術勉強会を行ったり、各サービス開発チームから課題を吸い上げて解決に導く業務を担う。
RAKUS Tech Conference2023
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鈴木勇 氏
株式会社ラクス 開発本部 第一開発部
技術推進課
「開発優先」の中で取り組む組織的な新技術への挑戦
「機能開発を優先しているためリファクタリングができない」この状態に陥っている方、多いのではないでしょうか。
サービス開発では立ち上げから売れ始めるまでの間、プロダクトマーケットフィットを目指して最短距離を走ることを求められます。
その中で行われる意思決定では必ずしもすべてが最適解を得られるわけではありません。また時を経るにつれて最適解が最適解でなくなることもあるでしょう。
「サービスがある程度軌道に乗り、開発体制も整ってきたらリファクタリングやリアーキテクトしたい」――しかしベテランエンジニアの方はそんなタイミングが訪れないと知っているはずです。
そんな厳しい現実を直視して、ラクスではどのような対応を取ってきたのかをご紹介しようと思います。
本発表では以下のような内容をお話しします。
・ラクスにおける取り組みの概要
・取り組みの立ち上がりから継続していくための仕組みづくり
・取り組み実施のサイクル
・自社で検討することのメリット