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事業環境が急速に変化する中、多くの企業が自社の強みを新たな市場へ展開する必要に迫られています。既存事業の成長余地が限られる一方で、社会課題の複雑化・高度化に伴い、産業の垣根を越えた価値創出が求められています。しかし、社内に閉じた事業企画は従来の延長線上にとどまりやすく、期待する成果が得られないケースも少なくありません。多くの企業が直面する課題には、以下のようなものがあると認識しています。 ・既存事業への依存により、新規市場での仮説構築が進まない ・自社技術を未経験の領域に展開する具体的な手法がわからない ・資産となるデータやシステムを将来の事業設計に落とし込めない これらの課題を放置すれば、検証の遅延によって、せっかくのアセットを価値につなげられないリスクが高まります。
近年、東証からの要請もあり「資本コストや株価を意識した経営」への注目がこれまで以上に高まっています。多くの企業が企業価値向上の実現に向けた取り組みを模索しています。持続的な企業価値向上のためには非財務情報の活用も不可欠であり、その中核として「パーパス経営」を掲げる企業が増加しました。しかし、「パーパスを策定したものの、現場のオペレーションや財務戦略と結びついていない」「スローガンだけで企業価値向上に繋がっている実感がない」といったお声も少なくありません。