藤崎哲朗氏
Director for Urban Resilience Project, Planning and Coordination Division, Office of the Governor for Policy Planning at Tokyo Metropolitan Government
1998年度に土木技術者として都庁に入都し、これまでに都市整備局、建設局、下水道局などにおいて、防災を中心とした都市づくりを経験。都市整備局では、震災後の火災を未然に防ぐ木密地域の解消に向けた不燃化特区の取組を実施。 過去には、JICA専門家として発展途上国の都市インフラ問題を解決するため、ドミニカ共和国へノウハウを提供する技術支援を実施。そのほか、2020年オリンピックでは、東京の都市力を招致活動につなげ、開催決定後は、組織委員会において、会場計画の策定や会場運営を担当。現在は、政策企画局にて、100年先も安心を目指すTOKYO強靭化プロジェクト策定を担当
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藤崎哲朗 氏
Director for Urban Resilience Project, Planning and Coordination Division, Office of the Governor for Policy Planning at Tokyo Metropolitan Government
災害の激甚化に備えるTOKYO強靭化プロジェクト
東京は、住宅と都市機能とが高度に集積する大都市であり、その安全を確保するために着実なインフラ整備を行い、災害に強い都市へと進化してきました。今後予測されている、気候変動による災害の激甚化に対し、より一層の対策強化が求められる中、自然災害に対して100年先も安心できる東京を目指し、強靭で持続可能な都市を実現する「TOKYO強靭化プロジェクト」を策定し、高度な土地利用が進んでいる中でのインフラ整備や、デジタル技術の活用など、先導的・特徴的な取組を数多く行っています。
本セッションでは、「TOKYO強靭化プロジェクト」について、全世界共通のテーマである気候変動の影響を見据えた風水害対策を中心に、ご紹介いたします。