井本滋久氏
京セラコミュニケーションシステム株式会社
エグゼクティブエキスパート
1990年松下電器産業(現パナソニックホールディングス)株式会社入社。事業所のIT部門に所属し、グローバルに(国内14事業部、海外11社)業務の標準化・システム基盤統一を行い、個々の事業部の事業環境に応じたSCMなどの業務改革に従事。事業部の情報部門長を経て、2017年同社退職。2017年株式会社ダイセル入社、全社業務革新プロジェクトリーダー、システム部門組織責任者として、グローバルに業務改革とそれを支えるシステム基盤統一を実施し、2022年同社退職。2022年京セラコミュニケーションシステム株式会社入社。エクゼクティブエキスパートとして、京セラの各事業部のICT推進を担当、現在、同社在籍中。 主な社外活動:特定非営利活動法人CIO Lounge正会員 SCM分科会に所属
Kinexions Japan 24
- 国内講演者
- 民間企業
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井本滋久 氏
京セラコミュニケーションシステム株式会社
エグゼクティブエキスパート
京セラ全社のサプライチェーン改革を支える 『あるべきプロセス策定とシステム導入の取り組み』
京セラグループでは、中期経営計画の達成に向け、各セグメントにおいて、成長軌道への回帰を目指しています。DX推進においても、従来のIT推進ではなく、事業部門の変革を実現する推進を行っています。これらの背景の下で、多くの事業部門がサプライチェーン業務の強化を課題として挙げていました。しかし、全社共通のSCPツールがなく、また、多彩な事業を展開することに伴いサプライチェーンの業務パターンも多く、その推進には、難易度の高さが想定されていました。なぜ、Kinaxis Maestro™(旧称:RapidResponse®)を選択したのか、事業部門の経営課題の解決を目的としたサプライチェーンプロセス改革を短期間で実現するスキームをいかに作っていったかを、紹介させて頂きます。